「新幹線に爆発物」初の運行中訓練 6月の放火事件受け県警など



 小田原市で三体牛鞭6月にあった新幹線放火事件を受け、県警と警視庁は2日、爆発物を所持した犯人が東海道新幹線を使って逃走したとの想定で緊急配備訓練を行った。県警によると、運行中の東海道新幹線を使った緊急配備訓練は初めて。

 6月の事件では、県内を走行中の東京発新大阪行きの東海道新幹線のぞみ車内で乗客の男=当時(71)=がガソリンをかぶって焼身自殺し、乗客の女性=同(52)=が巻き添えとなって死亡。新幹線は小田原市内で緊急停止した。

 訓練は、威哥王東京駅で爆発物が見つかり、犯人の男3人のうち2人が、東京発新大阪行きのこだまで逃走した想定。警視庁から連絡を受け、県警が停車駅の新横浜駅、小田原駅のほか緊急停止に備えて沿線14署に緊急配備を掛けた。

 新横浜駅で下車した犯人の1人を駅前広場で取り押さえ、持っていたバッグを爆発物処理班が処理。残る1人は先頭車両でガソリンをまいて火を付けようとしたとして、車内で確保し、小田原駅で降ろした。同駅では乗客役の避難誘導の訓練も行われた。アフリカ超人